2015-01-01から1年間の記事一覧

何が必需品かを決めるのは国家の役割では無い

タイトルは言うまでも無く、今話題のピケティ教授の名言「名誉ある人間が誰かを決めるのは国家の役割では無い」のパクリです。言いたいことは、以前のエントリ 軽減税率という愚策http://hikokumin1.hatenablog.com/entry/2014/12/15/195319で述べたことと全…

大学入試改革に期待すること

大学入試制度が大幅に変わる。一言でいえば、これまでの学力重視型から人間力を重視した選考に変更されるそうだ。この改革に対する批判の声は強い。もちろん私も大反対だ。この改革がどんな結果を招くかは、医学部入試の現状を見ればすぐに分かる。現在、既…

中山金杯予想 ロゴタイプ復活なるか

有馬記念は残念だったが、気持ちを切り替えて2015年の競馬に取り組んでいきたい。まずは東の金杯から。大勝負は出来ないが、ここをしっかりと当てて勢いをつけたい。中山金杯予想◎ロゴタイプ○マイネルフロスト▲マイネルミラノ△ラブリーデイ根拠私の本命は、…

箱根駅伝雑感 「大勝利」の大見出しが紙面を飾る日

我らが創価大学は、残念ながら最下位に終わった。トップから40分遅れという結果は、大惨敗と言わねばなるまい。予選会最下位突破ということもあり戦前から苦戦が予想されていたが、その通りの結果になってしまった。信心が足りなかったか…という冗談に逃げ込…

「希望は戦争」を読んで考えた3

次に悪質なのが、「クビが飛んでも動いてみせる。それがフリーターに与えられた自由ではないですか」(鎌田慧)という、現状に甘んじて沈黙せよとは言わないまでも、我々はその手伝いをするつもりはない、勝手にやれという突き放した言論である。赤木が反論…

「希望は戦争」を読んで考えた2

3.敗北する知識人何故勝ち目がないのか?それは、論文の著者である赤木が、「31歳、フリーター」という属性を持つ紛れもない「弱者」であり、リベラル知識人たちが主張の旗頭にしている救済すべき弱者そのものだからである。寄り添うべき対象にはっきりと拒…

ニューイヤー駅伝に思う、マスコミの「演出力」

追記 ニューイヤー駅伝そのものの演出については論じていないので、タイトルはやや羊頭狗肉気味です。すいません。ここ数年、お正月は駅伝を見て過ごすのが日課となっている。1日に実業団の大会、2・3日に大学生の大会が開かれているので、駅伝を見終えると…

落ちこぼれた若者が「希望は戦争」を読んで考えたこと

新年向きの話題ではないが、赤木智弘さんの論文『31歳フリーター 希望は、戦争』を読んで以来、ずっと考え続けていたことをこの機会に述べておこう。最初に断っておくと、私は彼の問題提起に関して、現時点でも自信を持って話せるような明確な結論を得ていな…